20代におすすめの給与受け取り口座を紹介します。
給与受け取り口座を選ぶポイント
給与受け取り口座を選ぶ際は以下のポインを重視するとよいです。
- 手数料(無料回数)
- 利便性
- 金利
手数料の安さや無料回数
メインバンクとして使う給与口座は、引落手数料や振込手数料が少ないに越したことはありません。
時間外や土日に急にATMを使わなければならないときに引落手数料を取られると地味に痛い出費になります。
せっかくお得に使うために口座を選んだのに引落手数料が発生することでお得なに使えるメリットが半減してしまいます。
利便性
給与振込口座は、お金を引き出す回数が多いので自宅や勤務先などから近い場所に銀行やATMがあることが理想です。
専用のATM以外にも提携しているATMでお金を引き出せる銀行も多いので、その点も考慮して自分が使いやすい銀行に口座を開設するのが良いでしょう。
金利
給与口座の場合、使う分を引き出して残りは口座に入れたままにしていることもあると思います。
その場合、金利が高ければその分利息も多くなります。
仮に、口座に100万円預けた場合の違いは以下の通りです。
金利 | 利息 |
---|---|
0.001% | 10円 |
0.1% | 1,000円 |
100倍の違いがありますね。
今回は100万円で考えましたが、これが10倍、100倍…と元本の金額が変わればこの金利の差は大きなものとなります。
給与口座にネット銀行を使うメリット
給与振込口座として、メガバンクや地方銀行という選択肢もありますが特にこだわりがなければネット銀行を選ぶことをお勧めします。
おすすめのネット銀行
ここでは、おすすめのネット銀行として3銀行おすすめします。
住信SBIネット銀行
給与振込用のメイン銀行として私も愛用している口座です。
ATM手数料が安い
住信SBIネット銀行では、スマプロランクに応じてATM利用回数が決定します。
ATM利用無料手数料 | |
---|---|
ランク1 | 2回/月 |
ランク2 | 5回/月 |
ランク3 | 10回/月 |
ランク4 | 20回/月 |
本人確認情報を紐づける認証機能「スマート認証NEO」の設定をするだけで自動的にランク2となり、利用手数料が月5回無料になります。
ランク3にするためには、11条件のうち3条件を満たす必要があり、「給与振込口座として設定すること」「外貨預金の残高があること」「SBIハイブリット預金の残高があること」など比較的簡単に条件をクリアできるものもあります。
金利が高い
SBIネット銀行の普通預金の金利は、0.001%です。
ほかのネット銀行と比べると若干劣りますが、SBIハイブリット預金に入金すると0.01%になります。
全国各地のATMが使用可能
セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行、E-net、VIEW ALTTEなど全国各地にあるATMが使用可能です。
楽天銀行
ATM手数料が安い
楽天銀行もハッピープログラムのステージによって手数料が異なってきます。
ATM手数料 無料回数 | |
---|---|
ベーシック | ー |
アドバンスト | 1回/月 |
プレミアム | 2回/月 |
VIP | 5回/月 |
スーパーVIP | 7回/月 |
楽天銀行では、口座残高と取引回数に応じてランクが確定します。
給与振込口座を貯蓄用口座として併用したい場合などは、一定金額を常に入れておくことができるのでATM手数料の無料回数を増やすことも可能ではないでしょうか。
金利が高い
楽天銀行は、楽天が提供するほかのサービスに応じて楽天銀行の金利が決定します。
普通預金の場合は0.02%
楽天カードの引落口座に設定している場合は0.04%
楽天証券とマネーブリッジでつなげると0.1%
楽天経済圏で生活をしている方や楽天証券でNISAやiDeCoなど投資をしている方はメガバンクの100倍の金利になるのでとてもお得です。
全国各地のATMが使用可能
セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、E-net、VIEW ALTTE、PatSatステーションATMなど全国どでもATMを使えます。
注意事項
ほとんどの会社は自由に給与受け取り口座を指定できますが、会社によっては指定口座がある場合があるので要注意です。
会社の規則を確認のうえ、口座を決定しましょう。
おすすめの銀行として紹介した口座は、セカンド口座としてもおすすめできるので、ぜひご自身にあった口座を探してみましょう。